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乾燥
今日のテーマは日本人の約8割が悩まされているという「乾燥」についてです。
どうして、こんなに乾燥するのでしょう…。と皆様不思議に思うこともあるかもしれません。
かくいう私も、ばっちり乾燥肌に悩まされています。
小さい頃はアトピー性皮膚炎がひどく体中包帯だらけだったこともありました😔
今は、ずいぶん落ち着いてきましたが、それでも乾燥の時期は悩まされます。
皆様は冬になるとこんなお悩み抱えていませんか?
- 顔がカピカピ
- 口元の粉吹き…。
- 目尻のシワが…「あれ?」こんなに深かったっけ?
- 何だか、老けて見える…。
真冬になると、何とか乗り切りたいとクリームをつけたり、パックをしたり、マスクをしたり…。
それでも、手強い乾燥。
少しでも乾燥肌が落ち着くよう、情報をお届けしたいと思います。
よろしくお願いします😊
目次
そもそもどうしてお肌は乾燥するの?
乾燥肌になる原因
皆様はいつ頃から、「乾燥してきたなー」と思うでしょうか。
中には、夏でも乾燥する!という方もいらっしゃいますが、大抵の方は寒くなるにつれ自覚されると思います。
肌が乾燥する一番の原因は、肌の水分保持力が低下してしまうからなんです。
水分保持をしているのは表皮表面(一番外側の目に見える部分のこと)の角質層というところが重要な役割を果たしています。
お肌は、表皮・真皮・皮下組織という3つの層でできています。
お肌の水分を保つのに必要なのは、一番表面にある「表皮」です。この表皮は厚さわずか0.1〜0.3mm程度しかありませんが、その中には更に肌の内側から基底層、有棘層、顆粒層、透明層(手のひら・足裏など皮膚の厚い箇所にのみ存在する)、角質層に分けられます。そして、一番肌表面の角質細胞の中には天然保湿成分のNMF(天然保湿因子)があり、角層の水分を保つのに大きなはたらきをしています。*少しずつ、専門用語の説明を別記事で書き足していきます。しばらくお待ちくださいませ。
この角質層ですが、主な役割として、水分保持とお肌を外的から守るバリア機能の二つがあります。
そして、この水分保持力が何らかの影響で低下すると乾燥します。
低下する主な原因をまとめました。
- 10月~11月を境に湿度が急激に低下するため
- 睡眠不足
- 紫外線
- 加齢
- ストレス
- 体調不良
- 栄養不足
- 間違ったスキンケア
また、日本人はもともと表皮が薄いとも言われています。だからこそ肌のキメが細かいと言われるのですが、その分乾燥しやすいのです。更に、日本人は世界の中でも清潔好きなのでキレイさっぱり洗う癖がついています。
それらをふまえて考えると、洗顔後のお手入れをサボってしまえば…乾燥から逃れることは難しいでしょう。
乾燥を感じる部分
実は、目に見えて乾燥するのは冬なのですが、夏場でもエアコンの影響などにより顔は乾燥していることが多いです。
- 目元
- 口周り
- 頬
冬場になるとここに
- おでこ
- 首
- 唇
となります。
人により違うと思いますが、代表的なのは上記の部位と言われています。
女性として、乾燥していると残念だな〜と思ってしまうのが意外と「唇」だったりします。
話す時はどうしても顔に目がいってしまいますよね。
甘皮がめくれあがった唇はお手入れしてない証拠。しっかりケアして一年中プルプルな唇を目指しましょう!
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乾燥肌チェック
乾燥肌によくあるお悩みを書き出してみました。数が多ければ多いほど、「乾燥肌」と言えますので、試してみてください。
□洗顔後、すぐにお手入れしないと肌が突っ張る
□日中でも口周りがパリッと突っ張る感じがある。
□肌表面がカサカサして粉をふいている
□肌がくすんでいる
□冬になると痒くなる
□肌にツヤ感がない
□ファンデーションが毛穴落ちしやすい
□唇がボコボコして甘皮が剥けている、時々血が出ている
乾燥するとお肌はどうなる?
通常の肌
まずは、通常潤いに満ちたお肌状態をご説明いたします。
潤いに満ちているお肌は、触ってもふわふわ柔らかく気持ちいいですよね。
それは、角質細胞の主成分であるケラチンが水分で満たされると柔らかくなるからなんです。
通常、角質層には10〜20%の水分が含まれています。
では、この水分はどのように守られているのでしょうか。
これには、先程少しだけご紹介させていただきました「角質層」が大きく関わっています。
角質層は、水分を保持する「水分保持機能」だけでなく、外からの刺激や異物侵入も防ぐ「バリア機能」、そして角質層には皮膚の潤いを保つための3つの成分があります。大事なのはこれです。
- セラミド…角質細胞が何層も積み重なり、その細胞どうしの隙間を埋めているのがセラミド。細胞や水分をつなぎとめていて、水分を閉じ込めつ力が最も強いと言われています。セラミドは肌の奥から作られています。
- 天然保湿因子(NMF)…Natural Moisturizing Factor の略です。皮膚に元来備わっている保湿成分をまとめてこう呼んでいます。主にアミノ酸や尿素などで構成されています。これらが角質細胞全体を潤わせて、しっとりした肌にしています。
- 皮脂…皮脂線から分泌される脂質のことです。よく天然の乳液などと言われます。毛穴から毛を伝って皮膚表面にでて、肌の上で汗などの水分と混ざり合い、肌を保護する皮脂膜の成分となります。20代を過ぎると女性ホルモンの影響で分泌が低下し皮脂膜が作られにくくなり乾燥につながります。
乾燥した肌
肌が、季節やストレス、加齢などの何らかの影響により乾燥を始めると、「角質層」に不調が生じ、肌荒れ・かさつき・しわが気になり始めます。
肌が乾燥を始めると、肌の生まれ変わりやターンオーバーが乱れてきます。ターンオーバーが乱れてくると未熟な細胞が作られたり、本来剥がれるはずの死んだ角質層が剥がれなかったりしてきます。
未熟な細胞では、水分を維持したり、バリア機能が十分ではないので、肌がダメージを受け乾燥が進みます。また剥がれ落ちるべき角質がたまると毛穴が目立ったり、くすみがでてきます。この悪循環を戻すためには、保湿をするしかありません。
ターンオーバーとは、皮膚が生まれ変わるサイクルのことを言います。新しい細胞は、表皮の一番下「基底層」で生まれます。基底層で作られた細胞は分裂しながら徐々に肌表面へと移動していきます。そして、一番上までたどり着くとしばらくそこに留まっていますが、徐々に垢となって剥がれ落ちていきます。このため、角質層は常に一定の厚さを保つことができているのです。
このお肌の生まれ変わりをターンオーバーと呼び、このサイクルは通常6週間(以前は4週間と言われていた)となっていますが、たくさんの要因から乱れることのほうが多くなっています。
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今日はここまで。
次回は乾燥対策をご紹介いたします。お楽しみに🌈
Beauty-life始めましょう🍀
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